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GTX 680が発表、発売される

http://www.4gamer.net/games/120/G012093/20120320002/
(4gamer.net)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20120322_520554.html
(PC Watch)
http://ascii.jp/elem/000/000/680/680281/
(ASCII)
http://www.4gamer.net/games/120/G012093/20120321043/
(4gamer.net アーキテクチャーの説明)

日本時間、3月22日22時、NVIDIAはGeForce GTX 680を発表しました
Keplerと呼ばれるアーキテクチャーを採用しています
このKeplerでは様々な変更が加えられています

その際たるものが、Fermiアーキテクチャー採用のGTX 580から3倍にまで増大したCUDA Coreでしょう
GTX 580ではSMと呼ばれる32基のCUDA Coreの塊を4つ集め、GPCという小さなGPUを構成
そしてGPCを4つ用いる事で、512基のCUDA Core(32×4×4=512)を実現しています
しかし今回、GTX 680ではSMはSMXに進化し、1つで192基のCUDA Coreを搭載するに至っています
このSMXを2でGPCを構成、このGPCを4つ集める事で1536基(192×2×4=1536)のCUDACoreを搭載しています
そしてスケジューラー、ジオメトリエンジンに改良が加えられています

まあCUDA Coreは大幅に増えましたよと言う話なのですが、GTX 580をシュリンクしただけではこうなりません
今回TSMCの28nmプロセスを採用、35億トランジスタを294mm2のダイサイズに詰め込んでいます
これはGTX 580のダイサイズを考えると非常に小さいものになっています
それでも沢山のCUDA Coreを詰め込めたのは、ハードウェアで処理していた、命令、スケジューリング周りを
CPUにソフトウェア処理させる事で、トランジスタ数を抑え、より複雑で効率良くスレッド管理できるようにしたからとのことです

また一つのSMXに16基のテクスチャーユニットを搭載、合計128基搭載する事で
Fermi世代の弱点だった、DirectX 9世代ゲームでのパフォーマンスに好影響を与えています

ここまでは大幅に強化がなされていますが、メモリインターフェイスは256bit、ROPは32基と
最上位の名を冠すには聊か拍子抜けするスペックになっています

ここからは各種周波数の説明を行いますが、面倒な事に簡単に終わる内容ではありません
GTX 680ではGPU boostと呼ばれる、IntelのTurbo Boostのような機能を搭載しています

GTX 680はTDPを195Wと設定していますが、それとは別にGPU Boostの目安となる
Power Targetが170Wで設定されています
簡単に言えば、監視されている電力が、このPower Targetを下回っている場合に
コアクロックと、駆動電圧を引き上げてパフォーマンスを向上させる
それがGPU Boostです

ただし向上するコアクロックは一定ではなく、監視されている電力とGPU温度で決定されるようで
GPUを冷却すればするほどに、GPU Boostでコアクロックは高まるようです
ちなみにGPU Boostは無効化できないようです

そしてゲームだけが……GTX 680の全てではありません
リファレンスデザインのGTX 680は2つのDVI端子、DisplayPort 1.2、HDMI 1.4の端子を搭載し
単体で4画面出力に対応し、3画面立体視を可能としています
GTX 680はDVI2つとDisplayPortを使うことで3画面立体視が利用できます
またこの場合HDMI端子での出力は立体視に対応しませんが、通常出力は可能との事
この使い勝手はRadeonの多画面出力技術を凌駕しており
ゲームだけでなくコンピューターの使い勝手そのものを向上させています

最後にクロックや概観について
クロックはコアクロックが1006MHz、GPU Boost時1058MHzと言う記載があり(おそらく最低ラインの向上幅のこと)
メモリクロックは6008MHzです
メモリインターフェイスの貧弱さをメモリ周波数で補っているのでしょう
TDPは195Wで補助電源は6ピンが2つ、この2つは横に並んでおらず、2階建てと表現するのが適当な状態となっています
カード全体は約253mm、SLIコネクタは2つ用意されています
冷却は何時も通り、バイパーチャンバーでヒートシンクに伝え、ブロワーファンで吐き出す形式です
電源周りは全て補助電源側に集まっているようで、チップは出力端子側に寄っています



ダラダラ駄文が長くなりました、GTX 680の気になる性能ですが
前世代シングルチップ最速のGTX 580を軽く引き離し、Radeon HD 7970を平均して1割~2割程度
越える性能を見せています、そして最適化されているBF3ではぶっちぎっています
しかしメモリインターフェイスが足枷となっているのか、Radeon HD 7970に劣るタイトルもあります
特に1920×1080でHD 7970を越えながら、2560×1600のような高解像度で逆転される場面が多いようです

消費電力ですがアイドル時はGTX 580と比較すると減少して、HD 7970と同等程度の消費電力になっています
そして気になるロード時ですが、ゲームなどではHD 7970比で20~30W程度減少
OCCT時は50Wほど減少しています
GTX 580とは説明するまでも無く、少ない消費電力で稼動しています

動作音はこのクラスではまあ無難な程度で、GTX 480の狂気を心配する必要はなさそうです
ただ気になるのは温度で、GPU Boostが効いているのか
消費電力のわりに、熱くなっています。それでも80℃は下回っているので及第点でしょう

まとめですが、HD 7970やGTX 580と言ったシングルチップ最速と比較した際
性能、消費電力、共に優秀で、シングルチップ最速にして”最良”ということは疑いようもありません
本当にFermiとはなんだったのか、というほどで、最近GeForceの500シリーズ買った人ドンマイ!

しかしここは呪われし土地日本
北米市場での想定売価が499ドルのはずのカードが、6万円台と言う高値で売り買いされています
まあこの価格設定も、HD 7970を越える性能をもつ以上理解は出来ますが、割高であることは事実です

最新のゲームを快適な環境でプレイしたい、そんなユーザーにもたらされる福音、それがGTX 680でしょう


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Radeon HD 7870が発表される

http://www.4gamer.net/games/145/G014572/20120304001/
(4gamer.net)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20120305_516542.html
(PC Watch)
http://ascii.jp/elem/000/000/676/676134/
(ASCII)
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1203/05/news016.html
(ITmedia)
http://www.techpowerup.com/reviews/AMD/HD_7850_HD_7870/1.html
(techpowerup)

2012年3月5日14時01分、AMDはRadeon HD 7850/7870を発表しました
これらは”Pitcain”と呼ばれていたものです
またこれは発表であり、販売は今月19日から行われるようです

Radeon HD 7850/7870はGCNアーキテクチャー採用のGPUで
HD 7870ではGCNCUを20基(16*4*20)、HD 7850では16基(16*4*16)使用しています
それに連動して、テクスチャユニットはHD 7870で80基、HD 7850で64基となります

その他の仕様はROPが32基、メモリインターフェイスが32bit
コアクロックはHD 7870が1GHz、HD 7850が860GHz
メモリクロックはどちらも4800MHzで動作し、GDDR5メモリを2GB搭載します
TDPはHD 7870で175Wで補助電源が6ピン2つ、HD 7850は130Wで補助電源は6ピン1つです

これらの性能ですが、HD 7870はどういうわけか、HD 7950に極めて近く
タイトルによっては当然劣る事もあれば、最悪の場合?超える事もあるようです
これはコアクロックの高さが影響しているのでしょうか
よってGTX 580と同等程度の性能を持っているようです

HD 7850はHD 6950やGTX 560Tiを超えますが、HD 6970やGTX 570には及ばない程度の
パフォーマンスを持っています

これらの消費電力はHD 7870でHD 6950と同程度
HD 7850でHD 6850と同程度の消費電力のようです
HD 7870はTDPで記載されているものより、高い印象を受けます

情報があまりなく、どのような製品か分からなかったRadeon HD 7870/7850ですが
思っていた以上に高いパフォーマンスを持っています
HD 7850はHD 6870よりも高い程度、HD 7870はHD 6970と同程度になると考えていたので
私の想像を超えてくれて、嬉しい限りです
しかし、問題点というわけではありませんが、HD 7700系とHD 7800系の性能差がありすぎて
間に隙が出来てしまっています
これはそう、HD 5700系とHD 5800系の時に見られた光景です
よって現行製品で言うならHD 6870と同程度の性能を持つ製品、これが欲しいなと思います

と言うよりも、HD 7800系のコアクロックを落とすなどして、低性能化、低消費電力化したほうが
ラインナップのバランスが良いのでは? という疑問が晴れません
これはおそらく、AMDのゲーマー主義を謳った販売戦略から、HD 7800系の立ち位置を
最上位寄りのパフォーマンス重視にしたのだと考えています

まあ私的見解はどうであれ、良い商品である事は疑いようもありません
価格はHD 7870で349ドル、HD 7850で249ドルくらいなんじゃね? と言われています
1ドル85円で計算すると、HD 7870が3万円程度、HD 7850が22,000円程度になります
そうなれば、割高感はあるものの、圧倒的なワットパフォーマンスや扱いやすさで
高い支持を得られそうです
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