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GTX 770が発表される

http://www.4gamer.net/games/216/G021677/20130527035/
(4gamer.net)

NVIDIAは2013年5月30日22:00にGeForce GTX 770を発表しました。

GTX 770はGTX 680/670/660Tiで用いられていたGk 104を採用しています。
そしてコア数などの物理的仕様はGTX 680と変わりません。
そのためCUDA Coreは1536基、テクスチャユニットは128基、メモリインターフェイスは256bit
ROPは32基という点はGTX 680とGTX 770で共通しています。

しかしクロックが向上しており、コアクロックはGTX 680が定格1006MHz/ブースト1058MHzなのに対し
GTX 770では定格1046MHz/ブースト1085MHzに向上しています。
またメモリクロックの向上は非常に大きく、GTX 680は6008MHzでしたが
GTX 770は7010MHzと16%程度向上しています。

ただこれらのクロックアップは消費電力に跳ね返っており
GTX 680では補助電源が6ピン2つのTDP195Wであったのに対し
GTX 770では補助電源が6/8ピンに、TDPが230Wにそれぞれ拡張されています。

GTX 680との差別化要素はそれだけでなく、GTX TitanやGTX 780で採用されている
GPUのクロックアップ機能、GPU Boost2.0がGTX 770では採用されており
温度、消費電力をモニターしながらクロックの変動が行われるようになります。

ちなみにGTX 770リファレンスデザインのカードの長さは、GTX Titan/GTX 780と同じく267mmです。

その性能ですが、メモリクロック向上により、足回りがまともになったためか
GTX 680比で15%ほどスコアが向上しています。
これによりGTX 680ではRadeon HD 7970GHz Editionと勝ったり負けたりの状態だったのに対し
GTX 770はRadeon HD 7970GHz Editionに対し優勢な印象を受けます。
ただしクロックアップの弊害か、GTX 770の消費電力はGTX 680比で20~30W程度増えています。

GTX 680のクロックアップ版ともいえるGTX 770ですが
GTX 680の弱点であったメモリ帯域の少なさをカバーしており
問題点に対する修正がきちんと成されている印象を受けます。
また価格もGTX 680よりやや高い程度と、上手い具合に600系から700系へのスライドが行われています。
更に初めからメーカーオリジナルデザインのモデルが登場するため
リファレンスデザイン以上の能力を持ったモデルを選択する事も可能です。

悪い言い方をすれば、GTX 680のマイナーアップデート品でしかないGTX 770ですが
性能の変化が実感できること、価格に無理が無い事などを考えると、好印象な製品です。



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少し前の話だ、GTX 780がリリースされた

http://www.4gamer.net/games/216/G021677/20130523038/
(4gamer.net)

2013年5月23日22:00にNVIDIAはGTX 780を発表しました。
これはGeForce 700系初の製品です。

GTX 780はGTX Titanに用いられているGk 110を採用しています。
そのためGTX 780とGTX Titanでは同じコアを用いていることになりますが
GTX 780は、GTX Titanから機能を削られています。
具体的には192基のCUDA Coreなどの集まりであるSMXを2基無効にしています。
それによりCUDA CoreはGTX Titanの2688基からGTX 780では2304基に
テクスチャユニットがGTX Titanの224基からGTX 780では192基に減らされています。
ただし、メモリインターフェイス、ROPはGTX Titanからの変更は無く
GTX Titan GTX 780共に、メモリインターフェイスは384bit、ROPは48基です。
メモリも6008MHz動作のGDDR5 採用している点では変わりません、ただ容量はGTX Titanで6GB
GTX 780では3GBとなっており、容量のみ差をつけられています。

逆にGTX 780の方が高くなっているのがコアクロックで
定格837MHz/ブースト時876MHzのGTX Titanに対しGTX 780は定格863MHz/ブースト900MHzと
僅かですが高めに設定されています。

TDP、補助電源、サイズはGTX Titan GTX 780共に同じで
順に250W、8/6ピン/267mmとなっています。

ちなみにGTX Titanに存在した倍制度浮動小数点演算プロセッサフルスピード有効化機能は
GTX 780には現在存在しません、使えません。
これは単に今は使えないのか、それとも無効化されているのか、アナウンスはありません。

その性能ですがGTX Titan比で9割程度のパフォーマンスを発揮しています。
消費電力はアイドル時はほぼ変わらず、負荷時は約20Wほど、GTX 780が低くなっています。


GTX 780は現在9万円程度で購入できるカードであり
12万円ほどで販売されているGTX Titanとの価格差は大きいですが、性能差はそれほど大きくありません。
GTX Titanを1枚買おうかなーと思っていた場合、それほど性能を落とすことなく
低コスト化できるGTX 780は、ハイエンドゲーマーにとって嬉しい選択肢でしょう。

またほぼ同額でゲーム用グラフィックカードを考える場合に
GTX 670SLIやRadeon HD 7970 Cross Fireなどの構成が考えられます。
これらのほうが良い時は良いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
しかしSLI Cross Fireへの最適化が十分ではない場合、2枚挿し環境はパフォーマンスは大幅に低下するので
シングルチップ故に安定したパフォーマンスを叩きだせる、GTX 780の存在はやはり無視できません。
カード1枚で済むので省スペースであり、消費電力が少なく収まるのも2枚挿しに対する
GTX 780のメリットでしょう。

ちなみに、しばらくするとメーカーオリジナルデザインのカードも登場するので
より優れた冷却を希望する場合、待ったほうがいいかもしれません。

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