Radeon R9 290Xのクーラー換装~Mk-26~

少し前にRadeon R9 290Xを購入しましたが、クーラーがうるさく、冷えないので
お家にあったPROLIMATECH製のグラフィックカードクーラー、MK-26に交換しました。

http://www.prolimatech.com/en/products/detail.asp?id=1672
(PROLIMATECH/Mk-26)

PROLIMATECH製のVGAクーラー、MK-26は最大で320W程度のグラフィックカードを冷却可能な
グラフィックカード専用のクーラーです。
6本の直径6mmヒートパイプを持ち、ヒートシンクは2箇所に分かれています。
120mm or 1400mmで厚さが25mmのファンを取り付け可能です。
ちなみにMk-26にはBlack Seriesというものが存在しますが、まあ、ただの色違いです。
メッキ塗装を施した白銀のモデル、つや消しブラックで塗装したような黒とがあるのです。

※ここから取り付けに関して書いていきますが、取り付けに際して元々付いている
グラフィックカードのクーラーは取り外す事になります。
そして、それを取り外してしまうと、グラフィックカードの保証は一切なくなります。
このブログを参考にクーラーを交換するような人はおそらく居ないでしょうが
仮に参考に交換をして見事壊してしまっても、それは完全な自己責任であり
誰も責任を負いません。
また、Mk-26はR9 290Xに対応していますが、マニュアルがないので推測で取り付けています。

では取り付けに関して書いていきます。
まずはクーラーを取り外しますので、基盤と映像出力端子付近のネジを全て外します。
これらを全て外すと、クーラーと基盤を固定するものは無くなります。
しかしクーラーに取り付けられた熱伝導シートやグリスがくっついて取れない可能性があるので
その点に気をつけながらクーラーを取り外します。
すると以下のように、基盤とご対面できます。

クーラー外し直後

次にメモリや電源回路にヒートシンクを取り付けていきます。
まあ、ただシールで張るだけの作業なんですが、クーラーを取り外した直後の
メモリや電源回路は元々付いていた熱伝導シートの影響で、張り付きが悪いというか
すぐ剥がれてしまうので、ティッシュなどで軽く拭いてください。
ちなみに私は付属のヒートシンクではなく、てきとうに買ってきた熱伝導シートを
切って張っています、雑です、見栄え最悪です。

メモリにシール後

まあ各々好きなようにヒートシンクや熱伝道テープなどを貼り付けた後は
いよいよMk-26の取り付けを行います。
本体を用意して、マウントブラケットのAをネジを用いて取り付けます。

Mk-26

マウントブラケットを取り付けたら、GPUのチップか、クーラーのチップ接触面に
グリスを塗ります。この際あまり薄く塗りすぎると、GPUとクーラーの間があまり埋まらないので
少し多めに塗ったほうが良いでしょう。
グリスを塗ったら、グラフィックカードとクーラーを取り付けます。
クーラーをチップとの接触面を上にして置き、接触面とチップが触れるように
グラフィックカードをクーラーの上に置きます。
その後、バックパネル、黒いネジ、小さいほうの四角で黒いスペーサーを用いて
クーラーとグラフィックカードを取り付けます。
グラフィックカードとバックパネルの間に四角のスペーサーを挟んで
バックプレートの4箇所にある穴からネジを通し、グラフィックカードの穴を通り
クーラーのマウントブラケットにネジ止めします。

DSC_0029.jpg

DSC_0030.jpg


取り付け時、ネジ位置

取り付け後、大きさ

クリップでファンを取り付けします。

ファン取り付け

ケースに取り付けます。
終わりです。

ケース取り付け

Mk-26だけだと2スロットとちょっとを使用、ファンをつけると4スロットちょうどになります。
Mk-26の直下に拡張カードを取り付けることは可能ですが、ファンの吸気を著しく妨げるので
やめたほうが良いでしょう、この場合最下段の拡張スロットなら使えそう。

間隔

そして交換でどの程度冷却能力が変化したのか、試してみました。
Mk-26にはファンが付いていないので、GELID製のWING 14 UV BLUEを2つ使用しました。
回転数は1200rpmです。
負荷にはMHFベンチを使い、今回は90分後の最高温度を記載しました。

元々付いていたリファレンスクーラー:95℃
Mk-26+WING 14 UV BLUE:68℃

クーラーの交換によって27℃温度が下がりました、ただそのために2スロット分の拡張スペースを
犠牲にしたのだェ……まあ大きくなったんだから、そりゃ冷えるよねって話です。

まとめ
負荷を掛けると95℃にまで達していたR9 290Xが、今回Mk-26のおかげで
27℃低い、68℃にまで冷えてくれましたという話です。
しかしそのために実質5スロットも犠牲にしているので、R9 290Xを1枚足しての
Cross FireXどころか、拡張カードを足すのも苦労する環境と化しています。
そこらへんはトレードオフでしょう。

ちなみに以前も述べましたがR9 290Xの冷却には以下の選択肢があります。
・EK Water Blocksから出ている水冷用のヘッド
・Arctic Coolingから出ている、Accelero HybridやAccelero XtremeⅢ

Arctic Coolingから出ているモデルは元々ファンが付いており、値段も安く
使用スロットもMk-26よりはマシになっているので、冷却能力は未知数ですが
選択肢に入れても良さそうです。

ちなみにこのレビューを見てMk-26が欲しいと思った方がいるのかどうか知りませんが
もし欲しいのであれば、日本で取り扱っているのはOVERCLOCK WORKSだけなので
まあそこで購入すれば良いんじゃないですか。


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Radeon R9 290Xを買ったよ

タイトルの通りです、conecoにてきとうにレビューを上げました。
ちなみにクーラーがあまりにも使えないので、今はPROLIMATECH製の
MK-26を取り付けています、それに関しては気が向いたらこちらで書きます。

終わり。

CoolerMaster製のPCケース"COSMOS SE"

http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2013/1114/50827
(エルミタージュ秋葉原)

Coolermasterはミドルタワー向けPCケース、COSMOS SEの国内向け取り扱いを開始しました。
販売は11月15日で、市場想定売価は26,000円前後です。
このケースの特徴は今まで高価だったCOSMOSブランドのケースを低コスト化させたこと
18台のSSDを搭載できる事、360mmのラジエーターを搭載可能である事です。

このケースの立ち位置は間違いなくハイエンドユーザー向けですが
COSMOS SEはハイエンドユーザー向けの中でバリューを売りにしたケースという印象を受けます。

http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20131114_623741.html
(AKIBA PC Hotline)
ちなみにハイエンドのCPUクーラーメーカーとして知られるPhanteksから
ハイエンド向けPCケース、Enthoo Primoが登場しています。
こちらは電源が2つ搭載可能であることが特徴でしょう、COSMOS SE以上の拡張性を誇っています。
ただし値段は34,800円とCOSMOS SE比で9,000円ほど高い価格設定です。

Radeon R9 270が発表される

http://www.4gamer.net/games/234/G023455/20131112068/
(4gamer.net)

AMDは2013年11月13日14時にRadeon R9 270を発表しました。

Radeon R9 270はR9 270Xでは1050MHzあったクロックを925MHzに引き下げ
それに伴い公称典型消費電力が180Wから150Wに減少し、6ピンの補助電源が1つ減っています。
その他の仕様は同じで、シェーダプロセッサは1280基、テクスチャユニットは80基
ROPは32基、メモリインターフェイスは256bit、メモリは5600MHzのGDDR5を2GB搭載しています。

その性能はRadeon HD 7870GHz Editionと変わらず、R9 270Xには当然全ての局面で劣ります。
またGTX 660に対しては優位になる場面が多いです。
消費電力ですがR9 270X比で低いのは当然として、RadeonHD 7870Ghz Editionよりも
僅かですが低くなっています。GTX 660と比べると同等程度でしょうか。

Radeon R9 270はGeForce GTX 660キラーとしてAMDが用意した存在ですが
実際その通りで、性能で上回り、消費電力は同等程度
差自体は地味ですが、AMDの主張に対して文句を挿めない存在となっています。
この立ち位置は秀逸で、ワットパフォーマンスは良いけど
どういう相手をターゲットにしているのか分からないRadeon R9 270Xとは対照的です。

問題はやはり価格で、北米では179$で登場するようですが
日本ではいったいいくらで登場するのでしょうか、代理店ボッタクリが叫ばれる昨今
非常識的な価格で登場してもなんら不思議はありません。
4gamer.netでも述べられているように、価格に注視する必要があるでしょう。
個人的には1万9千円ほどなら、十分GTX 660と戦えるレベルだと思います。

http://www.gdm.or.jp/review/2013/0717/36837
(エルミタージュ秋葉原/HIS製グラフィックカードのレビュー)
また4gamer.netではHIS製のRadeonR9 270 IceQ X2について述べられています。
このモデルは非常に冷却性能が高く、同時に静音性に優れた優秀なモデルのようです。
私はHIS製のオリジナルクーラー採用モデルを購入する機会が多いですが
冷却性能は確かに優秀です。
R9 270に限らずRadeonでグラフィックカードを選ぶ際は
HISにも眼を向けると、幸せになれるかもしれません。

R9 290系とGTX 780Tiに関する私的見解

http://asahigamabayui.blog121.fc2.com/blog-entry-762.html
(このブログのGTX 780Ti記事)
http://asahigamabayui.blog121.fc2.com/blog-entry-761.html
(このブログのR9 290系の記事)

11月7日にGTX 780TiとR9 290系の全てが購入できる状態となりました、良かったですね。
そこでそれらに関する私的な意見をまとめて書きます。
製品型番の横にあるドルの値段は、北米市場における想定市場売価です。

"GeForce GTX 780Ti/699$"
・値段は8万円から8万5千円程度と一番速いグラフィックカードとしては普通。

・速いだけでなく、ハイエンドカードとしては消費電力が抑えられ?
 それに伴い発熱、騒音もまあ文句は無い程度になっている。

・最上位であり、優等生のような存在。



"Radeon R9 290X/549$ Radeon R9 290/$399"
・値段はR9 2890Xが7万円から7万5千円ほど、R9 290が5万5千円から6万円ほど
 GTX TitanやGTX 780などの競合と同等であることを考えると安いかも。
 ただもう北米市場売価を考えると、5千円程度安くなって欲しい。

・消費電力がGTX Titan以上で、それに伴い発熱騒音が凄まじい。
 負荷時には90℃を超えるため、リファレンスクーラーなど使いたくない。

・価格の安さを武器にマーケットを荒らしに来た存在
 現状価格以上に使い勝手の悪さが目立つので、年末辺りに登場する
 オリジナルクーラー搭載型が気になるところ。

R9 290シリーズの登場でGeForce一強であったハイエンドグラフィックカードの勢力図は
塗り替えられ、熾烈な争いが始まりました。
ただ現状、Radeon R9 290シリーズは負荷時に90℃を超えて、激しい音を轟かせることから
買った製品をそのまま使用することは、とても考えられません。
R9 290系の購入を検討をしているなら
EK Water Blocksから出ている水冷用のヘッドで水冷化するか
Arctic Coolingから出ている、Accelero HybridやAccelero XtremeⅢ
ProlimaTech製のMk-26などの別売りクーラーを用意するべきでしょう。

ただこれらを購入するこコストと取り付けの手間を考えると
R9 290よりも値下がったGTX 780を、R9 290Xよりもバランスの取れた最速品GTX 780Ti
を用意するほうが良いような気がします。

R9 290X:549$
R9 290:399$
R9 280:299$

GTX 780Ti:699$
GTX 780:499$
GTX 770:329$

GeForce GTX 780Tiが発表され販売される

http://www.4gamer.net/games/216/G021677/20131107065/
(4gamer.net)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/20131107_622612.html
(PCWATCH)
http://ascii.jp/elem/000/000/840/840626/
(ASCII)
http://www.hardwareheaven.com/reviews/1876/pg1/nvidia-geforce-gtx-780-ti-graphics-card-review-introduction.html
(HARDWARE HEAVEN.com)

2013年11月07日の23時にNVIDIAはGeForce GTX 780Tiを発表しました。

GTX 780TiはGTX 780やGTX Titanで用いられているGk 110のフルスペック品を採用した製品です。
ただしGk 110はそのダイサイズの大きさからフルスペック品を製造することが難しく
Titanの名を冠したGTX Titanでさえ、ユニットが1基無効化されています。
今回、GTX 780TiがGK 110のフルスペック品を利用できたのは
Gk 110のリビジョンがA1からB1に改良されたことで
歩留まりが改善したことがポイントとして挙げられそうです。

GTX 780Tiは2880基のCUDAコア、240基のテクスチャユニット、48基のROP
384bitのメモリインターフェイスを有し
動作周波数は875MHzのベースクロックから最大で928MHzに増大します。
メモリはGDDR5メモリを3GBを搭載し、7000MHzで動作します。

ちなみにGTX Titanは2688基のCUDAコア、224基のテクスチャユニット、48基のROP
384bitのメモリインターフェイスを有し
動作周波数は837MHzのベースクロックから最大で876MHzに増大します。
メモリはGDDR5メモリを6GBを搭載し、6008MHzで動作します。

ちなみにちなみにGTX 780は2304基のCUDAコア、192基のテクスチャユニット、48基のROP
384bitのメモリインターフェイスを有し
動作周波数は863MHzのベースクロックから最大で900MHzに増大します。
メモリはGDDR5メモリを3GBを搭載し、6008MHzで動作します。

GTX 780Tiの性能ですが、シングルチップとしては最速で
R9 290XやGTX Titan以上の性能を発揮します。
消費電力はGTX Titan比で増加し、R9 290X比では同じかやや少ない程度です。

AMDがR9 290シリーズを発表、販売開始される

http://www.4gamer.net/games/234/G023455/20131021060/
(4gamer.net/アーキテクチャー説明)
http://www.4gamer.net/games/234/3455/20131030099/
(4gamer.net)
http://ascii.jp/elem/000/000/839/839907/
(ASCII)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/20131105_622122.html?ref=rss
(PC WATCH)
http://www.hardwareheaven.com/reviews/1873/pg1/amd-radeon-r9-290-graphics-card-review-introduction.html
(HARDWARE HEAVEN.com)

まず2013年の9月25日にR9 290シリーズが発表され、10月24日にR9 290Xの詳細情報が解禁されました。
そして11月5日にはR9 290が発表と同時に販売解禁が行われ、11月7日にはR9 290Xも販売を開始しました。

R9 290よりも下の製品群は既存の製品をリブランドしたものでしたが
R9 290とR9 290Xは新しいGPUを用いた製品になります。
R9 290とR9 290XはHawaiiと呼ばれるGPUを採用しています
Hawaiiは64基のシェーダユニットと4基のテクスチャユニットなどが格納されたCompute Unit
このCompute Unitを11基と16基のROPを格納したShader Engineを4基合わせた物です。
よって、2816基のシェーダユニット、176基のテクスチャーユニット
64基のROP、512bitのメモリインターフェイスを有します。

R9 290Xではこれをフルスペックで利用し、動作周波数は最高で1000MHz
4GBのGDDR5メモリを5000MHzで動作させています。

R9 290ではHawaiiのユニットを4基無効にして、2560基のシェーダユニット
160基のテクスチャユニットを有しており、ROPとメモリインターフェイスはR9 290Xと同じです。
動作周波数は最高で947MHzとなり、4GBのGDDR5メモリを5000MHzで動作させています。

どちらもTDPは不明ながら、補助電源は6ピンを1つ、8ピンを1つ必要とします。
またメモリ帯域は300GB/sを超えて、320GB/aを実現しています。

その性能ですが、R9 290はGTX 780と互角かやや上回る程度
R9 290XはGTX Titanと互角程度になっています。
ただし消費電力はGeForceの対抗製品に対して大きくなっています。
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